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SaaS型FAX送信サービス「Faxterrier(ファックステリア)®」

「Faxterrier(ファックステリア)R」

「Faxterrier(ファックステリア)®」
株式会社NTTデータ関西

専用の設備やソフトウェアは不要
ネットワーク時代のFAX送信代行サービス

自社にサーバやアプリケーションソフトを持たず、ネットワークを介してさまざまなサービスや業務が行える「クラウド・コンピューティング」は今、熱い注目を集めている。その中で、ソフトウェアの提供方法として代表的な形態が「SaaS(Software as a Service)」だ。一方、身近な存在だがデジタルデータとの親和性に乏しく「レガシーなメディア」と揶揄されるFAX。これら新旧二つの形態とメディアをひとつに融合させたソリューションが、NTTデータ関西がSaaS形式で提供するFAX送信サービス「Faxterrier(ファックステリア)」だ。

株式会社 NTTデータ関西USER's VOICE

蓄積したFAXソリューションのノウハウをベースに

「ネットワークの時代を迎え、ITサービスも、電気や水道などの公共サービスのように、ユーザ自らが発電機や浄水施設を持つことなく、“必要な時に、必要な分だけ使い、使った分だけ払う”という『ユーティリティ・コンピューティングサービス』としてとらえることができるようになりました。」

と語るのは、Faxterrierの開発・提供元、NTTデータ関西の法人ソリューション事業部・第二法人ソリューション担当の井戸部長だ。

Faxterrierは、日々大量のFAX送信を行う事業者向けに、公共サービスのように、低廉かつ合理的な従量課金で送信を代行するサービスだ。

「弊社では、2004年からVOISTAGEを使用した各種FAXソリューションを開発・提供してきました。FAX送受信機能を業務システム内に手軽に組み込むためのソフトウェア製品「dotFAX®」、dotFAXをベースにした FAX誤送信防止のためのパッケージシステム「ProtectFAX®」、その他、大手信販/ファイナンス系・物流系企業のFAX送信システムなどです。

それらは、ユーザ社内でのシステム構築・運用を前提としたソリューションですが、一方で『FAXにそこまでのコストはかけられないが、廃止するわけにもいかない』、『ピークタイムに合わせた設備投資にはムダが生じる』と言われるケースも多い。

そこで、FAXに関わるこれまでの経験を生かし、それらのニーズに対応するFAX送信サービス、Faxterrierの開発をスタートしました。」と、井戸部長はシステム誕生の経緯を説明してくれた。

Faxterrierを利用する企業ユーザは、FAX原稿をイメージファイル形式で作成し、Webサービスをコールすることで送信依頼や結果通知が受けられ、自らがFAX送信システムを構築・運用・保守することなく、必要な時に必要な分だけ利用できるオンデマンドな仕組みだ。

そんな折、ある大手情報システム会社から、Web-EDIシステムのFAX送信部分を任せたいとの話が舞い込んだ。月間8万ページにおよぶ伝票のFAX送信に使用するというものだった。

これにより、Faxterrierの開発にも弾みがつき、09年1月、ファーストユーザーへのサービスがスタートした。

井戸部長
井戸部長
NTTデータ関西が入る明治安田生命大阪梅田ビル
NTTデータ関西が入る
明治安田生命大阪梅田ビル
NTTデータ関西が提供するFAXソリューション
NTTデータ関西が提供する
FAXソリューション

Faxterrierの3つの特長

Faxterrierの特長は大きく分けると3つ。
1つめは、ユーザの業務に密接に連携可能な通信インターフェース。
専用の機器やスタッフ、特殊なプログラムを用いた開発は不要。ユーザはSOAP/HTTPやFTPなど、標準的なWebサービス用プロトコルを用いて簡易なAP開発を行うだけで連携できる。オープンなSOAP-APIを利用することにより、上位側システムとの密接な連携も可能となる。

他社のFAX送信サービスには、送信依頼に専用回線によるファイル転送、独自コマンドやプロトコルを使用するなど個別対応や開発を伴うもの、またメールを用いた非同期型処理を提供している場合など、システム連携要件を十分に満たせないものが多い。Faxterrierのように既存業務システムとの高い親和性が確保できるSOAPインターフェースを採用している例は珍しい。

2つめは、従量課金による低廉な利用コスト。
月額1万円(消費税別、以下同)の固定費用+1枚25円の従量費用の合計が月額利用料となる。従量費用の25円/枚は、発信先への距離は問わず、かつ、FAX通信モード(ノーマル/ファイン)による差もない一律料金だ。

同社の試算によると、遠距離の送信先にFAXする場合はもちろんのこと、近距離の場合でも、トラフィック分布や利用枚数を分析することで、自前のシステムよりFaxterrierを利用する方が費用を抑えることができる場合があるとのこと。直接的な通信費用だけではなく、保守要員など人件費的な要素を含めた場合、十分なコストメリットが得られる。

3つめは、高信頼性の運用体制。
サーバは、NTTデータ関西が入る明治安田生命大阪梅田ビルからほど近い、NTTデータ堂島ビル内のデータセンタに設置されている。

耐震・耐火・耐水性に優れ、自家発電設備を備えた堅牢な構造のビル内で、24時間・365日、万が一の災害時でもサービスを継続することができる高信頼・高セキュリティな環境だ。

また、少しでもシステムやサービスに異常が検知された場合には、監視端末のほかスタッフの携帯にもアラートが自動的にメール送信され、即時に対応できる体制がとられている。

システムは、INSネット1500回線対応のマルチメディアカードVS-4601MCとFAX処理カード各1枚を搭載した7台のサーバ、計161回線でサービスを行っている。5,000枚/時もの大量の送信依頼を受けても対応できる多回線の構成だ。

データセンタのあるNTTデータ堂島ビル
データセンタのあるNTTデータ堂島ビル
マルチメディアカードが搭載されたFaxterrierサーバ群
マルチメディアカードが搭載された
Faxterrierサーバ群
システム障害時には携帯にメールでアラートを送信
システム障害時には携帯にメールで
アラートを送信
マルチメディアカード VS-4601MC
マルチメディアカード VS-4601MC

FAXは決してなくならない

想定される用途としては、前述のファーストユーザーのように、EDIのASP提供を業務としている企業で、受発注データをFAX送信しているシステムの、FAX送信業務のアウトソースとしての利用があげられる。

EDIなのにFAX? との疑問が湧いてくるが、井戸部長によると、
「EDIといってもすべての拠点や取引経路が電子化できているわけではありません。IT環境のない小規模な店舗や多忙な時間にパソコンに向かっている余裕のない企業も多く、FAXによる受発注も共存しているのが現実です。これからもFAXは決してなくなることはないでしょう。」と言い切る。

また、製造業・小売業の受発注書や請求書のFAX送信業務への利用や、信販系・金融系企業の、カード申込書や与信情報等の送信にFAXを用いている企業も有望な対象だ。

その他、FAX送信システムを現在運用中の企業であっても、コスト削減をめざす上で、SaaS型のFaxterrierは魅力的なソリューションとして映るだろう。

伝票のFAX送信に利用されるケースも多い
伝票のFAX送信に利用されるケースも多い

メールインターフェースも追加し、広がる機能と用途

Faxterrierは、09年6月の報道発表以来、すでに数件の引き合いがあり、市場の関心も高い。

09年秋には、メールインターフェース(SMTPプロトコル)が追加される予定だ。
送信依頼時に、FAX原稿となるPDF/TIFFフォーマットのイメージファイルをメールに添付して送る形式となる。送信結果もメールで受け取ることができ、利用環境がより広がる。同時に、送信結果の一覧をブラウザで確認できる機能の追加も予定されている。

さらに今後、FAX受信機能のサポートや、個人向けFAX送受信サービスの提供も計画されている。

「Faxterrierも『カフェテリア』のように、好みのメニューやオプションを自由に選んで最適なサービスを組み上げることのできる、FAXをテーマとした多彩なネットワークユーティリティの総称として育てていきたい。」と、井戸部長は語ってくれた。

Faxterrier今後の展開
Faxterrier今後の展開
サービス概念図
サービス概念図

株式会社NTTデータ関西

〒530-0001 大阪市北区梅田3-3-20 明治安田生命大阪梅田ビル
TEL(法人ソリューション事業部):0120-001728(携帯電話からは、050-5545-3260)
URL:http://www.nttdata-kansai.co.jp
Faxterrier報道発表資料:http://www.nttdata-kansai.co.jp/news/details.aspx?nid=00041
E-mail:dotFAX@nttdata-kansai.co.jp

※Faxterrier、dotFAX、ProtectFAXは、株式会社NTTデータ関西の登録商標です。

 

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