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IPテレフォニーサーバastima

IPテレフォニーサーバastima

IPテレフォニーサーバastima 株式会社サプライ

 

本格的販売を前に社内で実証運用 VOISTAGEパートナーが語るastimaの実力

規制緩和により、競争時代に突入したエネルギー業界。近畿2府4県に都市ガスを提供する大阪ガスでも、新商品・新サービスの開発はもとより、業務やコミュニケーションの効率化が重要な課題となっている。同社では、生産性を高め、競争力を強化すべく、ワークスタイルの変革を段階的に実施、2006年には約6,000台に及ぶ携帯型無線IP電話を使ったオフィス環境を実現した。この、世界でも例を見ないユビキタス環境のFAXパートをVOISTAGEのFAXサーバシステムが受け持っている 。

株式会社サプライUSER8s VOICE

販売を前に、自社をモデルに実証運用

(株)サプライは、東京本社に80名、大阪支社に20名、札幌営業所に若干名の、総勢約100名のスタッフを擁する中堅ソフトハウスだ。84年の会社設立時からNTTデータ(当時は電電公社)の金融系ネットワーク分野のシステム開発を長く手がけ、10年ほど前からは公共系のシステムにも広く関わるようになってきた。

VOISTAGEのテクニカルサポートに携わっていた大阪支社スタッフからの働きかけもあり、自社でastimaを販売商品として取り扱っていくことを決定した。

「もちろん、製品としての魅力を評価した結果ですが、これまでの業務受託型から、製品やそのSI販売をテーマにした顧客開拓・提案型のビジネスにも乗り出そうとの企業戦略もありました。」と、折居社長は意図を語ってくれた。

「ただし、業務の中でastimaにどれだけのメリットがあり、どのようなパフォーマンスを発揮するかということは、実際に使ってみないと見極めがつかない。さらに、製品を販売していく上で、責任あるサポートや適切なコンサルティングを行いたいとの思いから、今年6月に自社で導入・運用し、さまざまな検証を進めています。自らがモデルになることにより、顧客ニーズもリアルに体感することができます。」(折居社長)

システムの構成は、本社、支社の電話回線をISDNからひかり電話ビジネスタイプに変更した上で、ルータ経由でastimaを設置し、本社に10台、支社に2台の内線電話機を新たに導入した。いわゆる「ボタン電話」からのリプレースだ。なお、札幌営業所にも設置していく計画とのこと。

ただ現在の通話網は、社内LANとは切り離した環境で使用されており、astima設定のために管理用PC端末が各1台繋がっているだけだ。あくまでも暫定的な体制だが、高度なセキュリティ管理が求められるISMS認証との関係で、通話網を社内ネットワークに組み込むのは完全なセキュリティが確認されてからとなる。
それでは、実際の使い勝手をレポートしよう。

折居社長
サプライ本社 社内
IP化され、電話機も一新

驚くほど簡単な設定に拍子抜け、コストダウン効果も

同社の使い方として、まずはIP-PBXだ。
これまでのPBXは、価格が高いだけでなく、その扱いは専門の業者に依頼するしかなかった。

システムの導入責任者、高瀬取締役は、「当社の場合、電話番号や内線電話機等の設定は、大阪支社スタッフのアドバイスを受け、ネットワーク経験のない本社総務スタッフが担当しました。ほんの数十分で完了し、拍子抜けするほどでした。astimaの特長のひとつが『イージー・オペレーション』とは聞いていたのですが、これなら、設定変更や保守に専門の業者は不要ですね。」と、驚く。ひかり電話ビジネスタイプは、従来の電話番号がそのまま使えるので、スムーズに移行できる点も大きい。

本社では、営業時間外の着信時にメッセージを流し、IVR(音声応答)の機能も試している。高瀬取締役は語る。「IVRのシナリオ作成画面はアイコンベースで分かりやすく、スタッフが楽しみながら作成していたようです。曜日や時間の判定も自動で行われるので、一度設定してしまえば後はシステム任せでOKです。」

今後の使い方としては、FAXサーバ機能を使用する予定だ。 「音声/データを社内ネットワークに完全統合した段階で、FAXサーバ機能を付け加えていく計画です。標準で装備している重要な機能なので、当社でも活用していきたい。」(高瀬取締役) 今でも、セキュリティの関係でメールが使用できない客先に常駐するスタッフとの業務連絡にはFAXを使っており、ペーパーレスかつセキュアで、FAX情報の管理が容易なFAXサーバ機能の導入は、同社にとって現実的なニーズであるようだ。

ストの点はどうか。
「まだ稼動を始めて2が月程度で、内線電話機の交換も行ったため、従来費用との正確な比較はできていませんが、通話料だけでも以前の2~3割ダウンになっているようです。
今回のようなリプレースの場合にも増して、新しく事務所や中小規模コールセンタを開設するケースなどには、ぜひ導入の検討をいただきたいシステムです。とりわけ、200人規模の企業や部署には従来のPBXやFAX機を使用する場合に比べ、イニシャル/ランニングともに圧倒的にコストダウンになることは間違いないでしょう。」と、高瀬取締役は評価する。

「これまでは、大阪支社の主導で進めてきた『astima導入プロジェクト』ですが、その有用性を確認した今、これからは『astima販売プロジェクト』として全社的に推進していきたい。」と、折居社長は力強く語ってくれた。

導入責任者の高瀬取締役
astima本体 (右はサプライが開発・販売するVoIPFAXサーバ)
内線の設定や変更も画面上で簡単に
電話番号設定画面
システム概念図

確認された通話品質と今後の展開

折居社長の言葉通り、astimaの導入は、大阪支社からの働きかけによって進められてきた。その仕掛け人が、西野課長(Vender’s Eyeで紹介)と鷺(さぎ)グループリーダーの2人だ。

気になる通話品質について、鷺グループリーダーは、
「私自身、自宅で050で始まるIP電話を使用しています。しかし、相手の声がよく途切れ、IP電話にはいい印象を持っていなかったのですが、固定電話並みの品質を謳うひかり電話ビジネスタイプを使用して、イメージは変わりました。会社でも従来のISDNとの違いを感じた人はいないようです。」と話す。

今後の展開について、「今回の導入を手始めに、音声認識や通話録音、転送、固定/携帯デュアル型FOMA端末との連携など、astimaのもつ各種機能を業務の中で順次運用し、検証を重ねていきたい。」と、鷺グループリーダー。

astimaは、今年のVOISTAGEセミナーで取り上げられ、先の大阪会場では毎回ほぼ満席になるなど(東京では9月5日開催予定)、関心の高さがうかがわれる。一方、各界専門誌やWebでも数多く紹介され、市場の反応も良好なようだ。
astimaは新たなマーケットを広げつつある。

大阪支社の鷺グループリーダー
astimaをテーマにしたVOISTAGEセミナー2007(大阪会場の様子)

株式会社サプライ

〒160-0041 東京都新宿区四谷4-25-5 KDビル4F
TEL:03-3341-5504
URL:http://www.supply-net.co.jp

VENDERs EYE

大阪支社 システム部 課長西野 典男

TEL:06-6105-7436 / FAX:06-6105-7437
URL:http://www.supply-net.co.jp
E-mail:voipfax@supply-net.co.jp

FAXシステム特化のアプライアンスサーバも自社開発し販売へ

サプライにおけるastima導入仕掛け人のもう一人、西野課長は、大阪支社のCTIグループの責任者だ。同時に、西野課長は、NTTデータの委託により、VOISTAGEスタッフとしてastima開発に携わり、現在はastimaのテクニカルサポートを担当している。

「これからのIPテレフォニー分野の製品、しかも注目のAsteriskやHylaFAXなどオープンソースソフトウェアをベースとし、他の製品にはない音声認識やIVR、ACD等の豊富なCTI機能を備えるなど、明快なコンセプトと差別化のとれた機能がastimaのアドバンテージです。その市場性や将来性を身をもって確信していました。この製品をぜひ当社でも扱い、SI販売したいと思い、本社と掛け合ってようやく実現しました。
今回の自社での実証運用の経験を踏まえ、ユーザからの視点でシステム構築に取り組み、拡販につなげていきたいと思っています。」と、西野課長。

また同社では、西野課長と鷺グループリーダーが中心となって、FAXシステムに特化した、ひかり電話ビジネスタイプ専用の「VoIPFAXサーバ」を開発、VOISTAGEブランドでの販売に向けた最終段階を迎えている。8chのFAX機能をastima同様のコンパクトな筺体に実装した、FAXアプライアンスサーバだ。

「astimaのFAXは一般のオフィスに適合した最大2chの仕様ですが、FAXで注文を受けたり、FAX-DM等を大量に発信する業務などには8ch対応のVoIPFAXサーバが最適です。astimaとあわせて幅広いIPソリューションを提案していきたい。」と語ってくれた。

VoIPFAXサーバ VS-801VF
関連リンク
AsteriskにFAXや音声認識を組み込み、専用機いらずのIP-PBXを開発」/日経BP「ITpro」
NTTデータが開発したIP-PBX「astima」の設定に挑戦」/日経BP「ITpro」
CTIソフト「BIG Pro for CTI」が「astima」と連携」/イリイ株式会社
Asteriskとひかり電話がビジネスを変える」/VOISTAGEセミナー2007、大阪(済)・東京(9/5)

 

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