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コンピュータテレフォニー 1999.7

 

CTIビジネス戦略 NTTデータVOISTAGE
 
高度な音声合成・認識機能を付加
ボードの活用領域を広げる


 CTIシステムの核となるのが音声/FAX処理ボード。NTTデータ・VOISTAGEシリーズの新製品であるVS-402MCは基本機能を大幅に強化するとともに、最新の音声合成エンジンを搭載することで、より自然な音声応答処理を可能にした。


 NTTデータは、CTI市場向けブランド・パッケージ製品群であるVOISTAGEシリーズに新たにマルチメディアカード「VS-402MC」をラインナップした。このCTIボードは、一昨年に発表したVS-401MCの新バージョン。
 VS-401MCは「コストパフォーマンスに優れたCTIボード」という定評があり、すでに、5,200回線の販売実績を持つ。この実績をもとに、新たなソリューションを提供するのがVS-402MCだ。

最新の音声合成エンジンを採用、顧客満足度を大幅に向上

 機能的にはVS-401MCの機能を踏襲。PCIバスおよびH.100CTカードバス対応を果たした。さらにECTF S.100やTAPI/SAPIといった標準テレフォニーAPIにも対応している。

 特筆すべき点は、現段階では最高水準を誇るといわれる、三洋電機ハイパーメディア研究所が開発した新方式の自然音声合成エンジン「可変長音素片波形編集型規則合成エンジン」の採用である。

 これまでの音声合成エンジンでは自然な人の声には程遠く、抑揚やイントネーションが不自然で、どうしても機械音のイメージがつきまとい違和感が拭いきれなかった。人の声を忠実に再現する高度な音声処理技術を駆使したこの新方式エンジンの採用により、漢字かな混じりのテキストも自然に読み上げることができる。

 従来の合成音との違いが誰にでも実感できるほど、限りなく人の声に近い音質に向上させている(ホームページで音声合成の比較公開中)。このエンジンの採用により、顧客満足度が大幅に向上するものと大きな期待が寄せられている。

 また、不特定話者対応の音声認識機能もグレードアップされている。この機能は不特定の人が話す言葉を認識して処理を行うもので、最大1,000単語を4連続まで同時に組み合わせ認識することができる。音声認識率は100単語の認識において、同社測定値では約95%という。

 VS-402MCで追加された機能のひとつにオーバースピーチ認識がある。従来は音声入力の際、「ピーッ」という発信音の後でないと認識できなかったのが、応答タイミングをはからなくても認識可能にする機能だ。エコーキャンセラーの強化により、認識率をさらに高めている。

開発環境の充実でシステム構築も容易

 一方、開発環境も充実が図られ、GUI開発ツール・StageWriter、専用スクリプト言語、Visual Basic、Visual C++から利用できるActiveX−3つのツールに加え、ECTF S.100API、TAPI/SAPI互換のテレフォニー標準APIを追加した。

 また、総合ユーティリティーStagePaletteはさまざまな回線の設定も容易にする。たとえば、PBXと接続する場合、ウィザード形式で矢印にしたがって進めば設定でき、ダイヤルトーン、ビジートーンなどの回線特性などもメニューに沿って容易に設定可能。以前のように通信技術の専門知識が不要になった点が大きい。

 このVOISTAGEの応用範囲は、くらし、各種公共、生保、気象、交通などの情報提供系サービスや車検、進学/就職情報などの予約・申し込み系サービス、顧客対応の企業情報系サービス、など多種多彩。現在、同社では73社のVAR(付加価値再販業者)と協力して販売力強化にも取り組んでいる。

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株式会社NTTデータ
〒135-6033 東京都江東区豊洲3-3-3豊洲センタービル
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TEL :0120-00-5062
FAX :06-6455-3270
Email:info@voistage.com
URL :http://www.voistage.com/
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