マルチメディアカード(VS-401MC/402MC/403MC/201MC) 基本ソフトウエア Ver4.18 リリースノート
●内 容 【Ver.4.17からの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・S.100APIユーティリティDLL使用時に、C++言語でヘッダファイルをインクルードして、コンパイルすると、リンク時にエラーが発生する不具合を修正しました。 ○ 以下の機能を追加しました。 ・VS-201MCが使用可能になりました。 ・新音声認識エンジン(Version.3)が使用可能となりました。 ・GETSETUPINFO命令を追加しました。着信信号検出時の情報(発信者番号、ダイヤルイン番号等)を取得することができます。 ・回線設定ツールを追加しました。 ・INS ネットにおける着信条件が以下のとおりになりました。 ・VS-402MC使用時、ナンバーディスプレイ回線の設定を行なった場合、発信者番号を取得できなくても着信できるようになりました。 ○ その他 ・開発入門ガイドを更新しました。 ●変更内容履歴 【 機能拡充 】 ○基本ソフトウェアVer.4.xxでは、Ver.3.xxに比較し、以下の様な機能拡充が施されています。 ・VS-401MC、VS-402MC、VS-403MCの基本ソフトウェアを統合しました。 ・以下のINSネットサービス機能をサポートしました。 ・INSネットサービス機能を提供するためのS.100API、スクリプト命令、ActiveX命令を追加しました。 ・ActiveXから、スクリプト用DLL を呼び出す以下のメソッドを追加しました。(DLLCALL,LOADDLL,EXECDLL,FREEDLL) 基本ソフトウェアの概要については基本ソフトウェア CD-ROM内の[アプリケーション開発入門ガイド]をご覧ください。 【Ver.4.00βからの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・FAX 送信時に、ごく希にファイルI/O のタイミングにより、実際と異なる解像度で ・音声合成時に基本辞書に登録されている一部の単語をユーザー辞書に登録しても基本辞書が優先され読みが変更できない不具合を修正しました。 ○ 以下の機能を追加しました。 ・プロンプト再生で使用するプロンプトファイルをMDB ファイルからシーケンシャルファイル化しました。これによりTXVOICELOAD 命令の実行時間が短縮されます。 スクリプト言語仕様書 「TXVOICELOAD」 ・TIFTOFAXで変換できるTIFF-Fファイルの容量制限を1MB から制限を解除しました。 ・S.100API使用アプリケーション開発のために、ユーティリティDLL(VSMS100U.dll)を公開しました。公開した関数は以下のとおりです。 S.100APIオンラインマニュアル「ユーティリティDLL」 ・REQUEST命令に、タイマー設定の設定値を取得できる機能を追加しました。 スクリプト言語仕様書 「REQUEST」 ・SENSE 命令に、使用しているマルチメディアカードの機種を取得できる機能を追加しました。 スクリプト言語仕様書 「SENSE」 ・FAX 受信時のページ数、データ量に上限を設定する事が可能となりました。 スクリプト言語仕様書 「PARAMSET」 ・FAX 送受信時のTSI/CSI 情報をチェックする事により、特定のFAX 機のみ通信を可能としました。 スクリプト言語仕様書 「FAXSEND」「FAXREC」 ・VS-402MC/403MC使用時にGETLINESTATES命令の戻り値が追加されました。 スクリプト言語仕様書 「GETLINESTATES」 ○ その他 ・音声合成辞書ユーティリティで、単語登録を行なう際の読み入力が、半角カタカナとなりました。 【Ver.4.10からの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・VS-403MC使用時に、DIAL命令で、ダイヤル番号に "-"や"()"を入れると、正しく発信できない不具合を修正しました。 ・CTバス接続命令を実行するとメモリリークする不具合を修正しました。 ・TEXTTOFAX 命令、TEXTTOIMAGE 命令で、サイズをB4横に指定しても、B4縦で出力される不具合を修正しました。 ・VS-401MC使用時に、発信者番号識別信号を受信直後に、相手側に切断された場合、エラーとなる不具合を修正しました。 ○ 以下の機能を追加しました。 ・基本ソフトウェアとVS-402MC/403MCの間で、動作監視を行なう機能を追加しました。異常が検出された場合は、マルチメディアカード単位で自動的に初期化が行われます。 ・ユーティリティDLL がマルチスレッド対応となりました。 ○ 以下の制限事項を解除しました。 ・VS-403MC使用時に、INS ネット64回線の1 チャネル目のプログラムを起動せずに、2 チャネル目のプログラムを起動した場合でも、着信できるようになりました。 【Ver.4.11からの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・VS-402MC使用時に転送処理中の第三者呼出後、呼出をキャンセルし元の通話に戻り再度、第三者呼出ができない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に発信及び、転送処理中に、CTgrp_Stop関数で処理を途中キャンセルした場合、処理が不正になる不具合を修正しました。不正となった場合、以下の現象が発生していました。 処理の停止に時間がかかる ・VS-402MC使用時に、CTsg_SendSignals関数で正常終了にも関わらず、戻り値が正しく設定されない場合がある不具合を修正しました。 【Ver.4.12からの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・StageWriter、及びスクリプト言語で開発されたアプリケーションで複数の MDBをオープンしている場合にStagePlayerを終了させると、希にアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。 ・FAX 送受信時に異常が発生した際に取得できるエラー詳細が不正になる不具合を修正しました。 ・FAXTOTIFF 命令で作成したTIFF-Fファイル内部の画像バイト数情報が、実際よりも8 バイト大きくなっていた不具合を修正しました。 ・VS-401MC使用時に音声再生を行なった場合、トーン割り込みを無効に設定しても、割り込みが有効となる場合がある不具合を修正しました。 ・VS-402MC使用時、ナンバーディスプレイ回線でRING信号検出から着信(OFFHOOK) するまでの時間を設定できない不具合を修正しました。 ・VS-403MC使用時にフレックスホン(通信中転送)契約回線で、転送処理を行なう場合に、第三者がアナログナンバーディスプレイ契約回線の時、呼出をキャンセルできない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、システム起動時マシンにより希にマルチメディアカードが正常に動作しない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に OUTDTMF命令で出力トーンの指定文字列に "-"、"()"が含まれているとエラーとなる不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時にAdministrator 権限以外のユーザーでログオンしている場合、音声合成ユーティリティが正常に動作しない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に音声合成ユーティリティで「アルファベット読み」、「ローマ字読み」の設定が不正になる不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時、ノイズ測定後の初回音声認識の認識率が低下する不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、転送先の話中を検出し、転送前の状態に戻る際に、希に回線切断が発生する不具合を修正しました。 ・VS-402MC使用時に、3 回線目のみカテゴリーファイルの値が反映されない不具合を修正しました。 [VSSGRP03] ○ 以下の機能を追加しました。 ・FAXTOTIF命令(FAX ファイルからTIFFファイルへの変換命令)で、マルチページ形式のTIFFファイルを作成できる機能を追加しました。 スクリプト言語仕様書 「FAXTOTIF」 ・プロンプトファイルの再生機能に、新たに音声を追加しました。また、以下の読み方ルールを追加しました。 「数値読み(飛び)」 詳細については以下の開発言語オンラインヘルプをご覧ください。 スクリプト言語手引書 「プロンプトルール」 ・StagePaletteでStagePlayerモニタ画面を変更できる機能を追加しました。 StagePaletteオンラインマニュアル「環境設定ウィンドウの詳細」 ・StagePlayerモニタ画面のサンプルソースを提供しました。 ・INS ネットサービス設定ツールを追加しました。 StagePaletteオンラインマニュアル 「INS ネットサービス設定」 ・以下のログを出力する機能を追加しました。 「スクリプトトレース(旧トレースログ)」 詳細については以下のオンラインヘルプをご覧ください。 StagePlayerオンラインマニュアル 「ログ出力設定ウィンドウ」 ・VOISTAGE Version(バージョン表示)にシステム情報を取得する機能を追加しました。 ・S.100APIでプロンプト再生機能を利用できるようになりました。 S.100APIオンラインマニュアル「NDprompt_VoiceInit」 ・TEXTTOFAX、TEXTTOIMAGEで横長用紙を選択した際に用紙サイズを指定できるようになりました。 スクリプト言語仕様書 「TEXTTOFAX」「TEXTTOIMAGE」 ・INS ボイスワープ(リモートコントロール機能)が利用できるようになりました。 ・VS-402MC使用時に、トリオホン機能をサポートしました。 スクリプト言語仕様書 「PARTYBEGIN」「PARTYPREPARE」 但し、三者通話中に相手一者が切断した場合は、これを検出できない為、「PARTYFINISH」命令(三者通話から二者通話への切り替え)が正しく行なえません。「PARTYFINISH 」命令は三者通話中に相手切断が行われない場合のみ有効です。 ・VS-403MC使用時に、ダイヤルインサービスのダイヤルイン番号により着信チャネルの選択が可能となりました。 ・VS-403MC使用時に、サブアドレス情報により着信チャネルの選択が可能となりました。 ・VS-403MC使用時、発信専用制御サービスをサポートしました。 スクリプト言語仕様書 「NETSRVCMD」 ・VS-402MC/403MC使用時に、発信タイムアウト時間の制限を最長59秒から 120秒に変更しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、音声合成で使用する音声データのサンプリングレートを8kHzから 11kHzに変更しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、RING信号検出から着信(OFFHOOK) するまでの時間を設定できる機能を追加しました。 ・VS-402MC/403MC使用時、FAX送受信でインチ系解像度に対応しました。 「FAXIMCNV」 ・VS-402MC/403MC使用時、音声再生命令でWAVEファイルを使用した場合の再生開始までの時間を短縮しました。 ○ 以下の制限事項を修正しました。 ・VS-403MCをご利用の場合で、システム運用中の回線挿抜を行なった際にシステム再起動を行なう制限がなくなりました。 ・VS-403MCをご利用の場合に、フレックスホンの三者通話(ミキシングモード)中の音声録音を行なう事ができない制限がなくなりました。 ○ その他 ・着信拒否の設定方法が変更になりました。 スクリプト言語仕様書 「PARAMSET」 ・FAX 送受信時の相手TSI/CSI 情報のチェック方法が変更になりました。 スクリプト言語仕様書 「FAXSEND」「FAXREC」 ・スクリプト言語仕様書の「FLASH 」命令の内容を修正しました。 【Ver.4.13からの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・VS-402MC使用時に、オンフック後に回線断の原因取得ができない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、着信中(RING信号検出中)に発信命令を発行すると、発信と着信に失敗する不具合を着信優先に修正しました。 ・MDAC(Microsoft Data Access Components)未インストール時に、基本ソフトウェアのインストールが正常に終了しない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、S.100APIでグループ再作成を行うとS.100 のログ取得ができなくなる不具合を修正しました。 ・VS-403MC使用時に、着サブアドレスが有効にならない不具合を修正しました。 ・VS-403MC使用時に、通信中転送の第三者呼び出し中に、保留中の呼が切断されると呼出を中断する不具合を修正しました。 ・VS-403MC使用時に、通信中転送完了命令発行とほぼ同時に、第三者に切断されると、命令が完了するのに時間がかかる不具合を修正しました。 ○ 以下の機能を追加しました。 ・S.100APIを用いた音声認識にスレッド単位での初期化関数を追加しました。 ・VS-402MC/403MC使用時、FAX 受信中にエラーとなったページの画像を残すことができるようになりました。 ○ 以下の制限事項を解除しました。 ・VS-403MC使用時、チャネル番号2 (B2チャネル)で通信中着信通知サービスを使用できない制限がなくなりました。 ○ その他 ・FAX受信時に、受信データが全く存在しない場合の仕様が変更になりました。 ・VS-402MC/VS-403MC使用時、FAX 受信中にFAX機の停止ボタン(STOPボタン等)が押された場合は、受信エラーとして扱うようになりました。VS-401MC使用時は、正常受信として扱いますのでご注意ください。 ・スクリプト言語仕様書、ActiveXオンラインマニュアルの「FAXTOTIF」命令の説明に、ビットマップファイル変換に関する説明を追記しました。 ・S.100APIオンラインマニュアルに「ND_utl_FAXToTIF」 関数を追加しました。 ・S.100APIオンラインマニュアルのカテゴリー情報を修正しました。 ・S.100APIオンラインマニュアルの「CTsg_SendSignals」関数の関連キーの記述内容の誤りを修正しました。 ・回線特性設定のエコーキャンセラのYB1レベル設定の項目を削除しました。(カード内の初期値で設定されます。) ・スクリプト言語手引書、スクリプト言語仕様書、ActiveXオンラインマニュアル、S.100APIオンラインマニュアルにおける記述内容の誤りを修正しました。 【Ver.4.14からの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・音声合成辞書ツールで登録内容の変更を行った場合に、変更ダイアログに表示される読みの文字が正常に表示されない場合がある不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、トーン出力関数CTsg_SendSignalsで、内線ボード用パラメータを指定してもエラーにならない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、DATAREC 命令の受信バッファがクリアされない不具合を修正しました。 ・VS-402MC使用時に、モジュラーを接続しない状態で発信した場合の戻り値が、ダイヤルトーンなしにならない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時で、特定のFAX 機から受信する場合に画信号の受信タイミンが合わず、正常に受信できない不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時で、音声認識中にS.100APIの「CTgrp_Stop」関数を発行すると次の音声認識処理でエラーになっていた不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時で、音声合成中に特定のタイミングで回線切断を繰り返すと音声合成がエラーとなる不具合を修正しました。 ・メッセージ登録ツールのファイルプロパティ画面でOKボタンをクリックすると、「W-VSY09005 が見つかりません。」といった不正なエラーメッセージが表示される ○ 以下の機能を追加しました。 ・「REQUEST」 命令に全プロセスのヘルスチェック停止を行う機能を追加しました。(運用中にシステム日付変更を行っても、ヘルスチェックエラーにならなくなりました。ただし、タイマー処理等に影響を与えますので、使用には十分注意してください。) スクリプト言語仕様書 「REQUEST」 ・VS-402MC/403MC使用時に、相手FAX 機が画像データを送信してこなかった場合、正常と扱うか異常と扱うかの設定が可能になりました。 スクリプト言語仕様書 「FAXREC」 ・VS-402MC使用時に、発呼時に相手応答を検出できずタイムアウトになった場合、接続されたとみなす機能を追加しました。詳細については以下のオンラインヘルプをご覧ください。 スクリプト言語手引書 パラメータ一覧「CALL_TIMEOUT_FLAG」 ・カテゴリ「CALL_CARRIER_TIMEOUT(発呼時着信時間)」の初期値を15秒から50秒に変更しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、複数ページのFAX 受信中に途中ページが受信エラーで、次ページが正常受信の場合でもエラー情報を取得可能になりました。詳細については以下のオンラインヘルプをご覧ください。 スクリプト言語仕様書 「SENSE」 ・VS-402MC/403MC使用時に、FAX 受信画像データのエラー率を指定可能になりました。指定エラー率を超えた場合、アプリケーションにエラーを通知すると共に、相手FAX機に再送要求を行います。 スクリプト言語仕様書 「FAXREC」 ・FAXTOTIF命令で異常時の戻り値 -2(画像データが無い)を追加しました。 スクリプト言語仕様書 「FAXTOTIF」 ・S.100のユーティリティDLL ND_utl_FAXToTIF関数で異常時の戻り値 -9(画像データが無い)を追加しました。 S.100APIオンラインマニュアル「ND_utl_FAXToTIF」 ・FAXTOTIF命令でFAX ファイルを変換する場合に、画像データが無いページの扱い方が指定可能になりました。 ActiveXオンラインマニュアル 「FAXTOTIF」 ・VOICEPLAY命令でWAVEファイルを再生したときに、戻り値が-2(該当メッセージ番号なし)になることがある不具合を修正しました。詳細については以下のオンラインヘルプをご覧ください。 ActiveXオンラインマニュアル 「VOICEPLAY」 ○ その他 ・StagePaletteオンラインマニュアルに、システム時間変更時におけるタイマー起動プロセスの注意事項を追記しました。詳細については以下のオンラインヘルプをご覧ください。 StagePaletteオンラインマニュアル ・FAXのエラー情報を修正しました。修正した内容は以下のとおりです。 4 タイムアウト(ファームウエアからの応答無し) 詳細については以下のオンラインヘルプをご覧ください。 S.100APIオンラインマニュアル 「FAXエラー情報」 ・スクリプト言語仕様書、ActiveXオンラインマニュアルの「SENSE」 命令の記述内容の誤りを修正しました。受信エラーライン数オーバーの戻り値は6です。詳細については以下のオンラインヘルプをご覧ください。 スクリプト言語仕様書 「SENSE」 ・音声認識コンパイラでコンパイルできるグラマーファイルの注意事項を追記しました。詳細については VOISTAGE\RECOGN\DOCS\GRAMMAR.DOC の「ご注意」をご覧ください。 ・S.100APIオンラインマニュアル、スクリプト言語仕様書、ActiveXオンラインマニュアルに、フッキング時間に関する注意事項を追記しました。 S.100APIオンラインマニュアル 「NDscr_Flash」 ・S.100APIオンラインマニュアルに、音声合成に関する制限事項を追記しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、FAXREC命令で全ページを正常に受信できた後にFAX プロトコルエラーが発生しても正常として扱うように変更しました。 スクリプト言語仕様書 「FAXREC」 ・StagePaletteの回線特性データのパラメータ表示画面に選択したパラメータの説明を表示するように変更しました。 ・FAX受信中にFAX機の停止ボタン(STOPボタン等)が押された場合は、正常受信として扱うようになりました。受信途中で終了したページも正常受信したページとして扱われます。(Ver.4.14と異なりますのでご注意ください。) ・VS-402MC使用時に、発信者番号取得の設定を行った場合、着信時に発信者番号識別信号のパターン検出ができなくても5.5 秒経過すると発信者番号識別信号として応答するよう変更しました。 1.プロセス起動時に既に発信者番号識別信号がタイムアウトし一般着信信号がきている場合。 【Ver.4.15からの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・VS-402MC/403MC使用時に、FAX送信時のFAX送信済みページ数が、正常に送信していないページ数分までを含んでいた不具合を修正しました。 ・メッセージ登録ツールで新規ファイルを作成し、音声入力端子からのメッセージ登録がエラーになった場合、その後のメッセージ登録ができなくなる不具合を修正しました。 ・音声合成ユーティリティー(VS-402MC/403MC)のユーザー辞書登録またはユーザー辞書変更ダイアログにおいて、語句に半角文字を指定した場合に表示されるエラーメッセージの内容を修正しました。語句に登録できるのは全角文字、読みに登録できるのは半角カタカナおよび、アクセント境界記号(/)とアクセント記号(')です。 ・VS-403MC使用時に、回線切断理由にアプリケーションが必要な情報が返却されなかった不具合を修正しました。 ・VS-403MC使用時にSENSE命令で回線切断理由が取得できない不具合を修正しました。 ・VOICEPLAY 命令(メソッド)で、音声ファイル(拡張子 VSX及びVSI)のうち、VSXファイル又はVSI ファイルのどちらかが存在しない場合の戻り値が-1になっていた不具合を修正しました。VSXファイル又はVSIファイルが存在しない場合、或いは両方が存在しない場合の戻り値は-3です。 ・プロンプトコンパイラで /T オプションをつけて実行すると、アプリケーションエラーとなる不具合を修正しました。 ・VOISTAGE ActiveX使用アプリケーションを8回線以上で使用した場合、StagePlayer終了時に希にアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。 ・スクリプトトレースの出力サイズ指定が有効にならない不具合を修正しました。修正前はミドルウエアログの出力サイズを参照していました。 ・VS-402MC/403MC使用時、特定のPCでVOISTAGEマルチメディアカードデバイスドライバ起動時にOSがフリーズする不具合を修正しました。 ○ 以下の機能を追加しました。 ・定型語再生(プロンプト)の「拡張プロンプト1」に、以下の2つのルールを追加しました。 ・VS-402MC/403MCで使用する音声合成エンジンAPIをネイティブAPI使用か、SAPI使用かの選択が可能になりました。 ○ その他 ・カテゴリの音声モード受信音量(VOICE_RECV_LEVEL)の初期値を"3"から"0"に変更しました。 ・VS-402MC/403MCの入力音量の初期値を変更しました。Ver.4.15までは、回線からの入力音量+3dB を受信音量としていましたが、今回、入力音量±0dBに変更しました。この値を変更すると音声認識率に影響しますので極力変更しないでください。Ver.4.15以前と同一音量にする必要がある場合は、以下のように設定してください。 RECORDLEVELの設定範囲:0〜118(-64dB〜+54dB) 【Ver.4.16からの変更点】 ○ 以下のプログラムの不具合を修正しました。 ・VOISTAGE ActiveX 使用アプリケーションでVOISTAGE ActiveX コントロールをアンロードして、ロードするとアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。 ・TIFTOFAX命令でTIFF-FファイルをFAX ファイルに変換すると、一部のTIFF-Fファイル(1ページの画像データがTIFF-Fファイル内で複数に分割されているファイル)で画像データに、空白行が入る不具合を修正しました。 ・VS-403MC使用時、S.100APIを直接使用しているアプリケーションで「CTscr_DropCall」関数発行と同時に相手電話機からの切断を検出した場合、以降着信できなくなる不具合を修正しました。
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