| ユーザレポート > Vol.35 2003.9.30 |
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プレゼントライン |
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Webと電話で懸賞応募を受け付け、 応募データの加工・分析までトータルサポート |
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懸賞応募といえば従来はハガキが主役だったが、数年前からはネットが台頭し、懸賞サイトも数多い。当ユーザーレポートでも、3年前に「FAX・インターネット統合情報サービス」の紹介で懸賞情報サークルを取り上げた。このときはハガキ応募が主体で、時代の変遷を感じる。しかし、時代は移っても、多くの人がだれでも身近に利用できるメディアと言えば電話であることには変わりがない。50円のハガキに代わり、低廉メディアのWebと電話を使って懸賞応募を受け付け、応募データの加工・分析までやってのけるサービスがある。(株)NTTマーケティング アクトが提供する「プレゼントライン」だ。 |
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| ●懸賞の応募側・提供側双方のニーズをかなえる NTTマーケティング アクトは、02年に誕生した。 同社、ITビジネス部営業担当の石塚英一マネージャーに開発の背景を伺った。 「プレゼントラインの開発は、当社グループの前身企業の一社、NTTダイナミックテレマが手がけ、00年秋に構想をスタートさせました。 当時、懸賞人気には根強いものがありましたが、まだハガキによる応募が主体でした。 しかし、ブロードバンドが登場し始めた頃でもあり、応募の形態にも即時性と多様性のある新しいスタイルが求められていました。 一方、懸賞を提供する企業側にも、厳しい市場環境下、より低コストで効果的なキャンペーンを実施する必要に迫られていました。 そこで、ハガキに代わる応募メディアとして、Webはもちろんのこと、電話からも可能とすることで応募の間口と総数を拡げること。そして、大量のアクセス集中にも対応できる強靭なシステムと、その結果を企業にマーケティングデータとして迅速にフィードバックできる効率的なソリューションが不可欠と判断しました。 それらをパッケージ化し、低コストでASP提供するサービスがプレゼントラインです。数ヶ月の開発期間を経て、01年2月にサービスを開始しました。」と、石塚マネージャー。 21世紀のスタートは、新しい懸賞スタイルのスタートともなった。 ●アクセシブルな国民的メディア、電話を利用 |
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![]() ■はがきに代わる応募メディアは? ![]() ■IVRサーバー(足元)とWebサーバー(左の 黒いラック内) |
応募情報の入口と出口でプレゼントラインの際立った特長をご紹介しよう。
情報の入口である応募受付シーンでは、「マルチアクセス機能」が、さまざまなメディアからの大量の応募受付に対応する。 新たなメディアとして、電話とWebに対応することで、いつでも・だれでも・いろんな方法で応募が可能となった。 とりわけ、電話に対応することは、Web環境をもたない人やお年寄り、子供も参加でき、応募の幅が格段に広がる。 その点では、ハガキに代わる真にアクセシブルな「国民的メディア」は、Webではなく電話と言えそうだ。 この音声応答(IVR)にVOISTAGEが採用されているのだが、音声認識が利用されている点が興味深い。例えば、応募時に商品名などの簡単な問題を出題する懸賞の場合、応募者の声による解答受付ができるので、印象度の高い仕掛けが可能となる。 応募者の氏名についても同様に音声認識で処理される。なお、住所は郵便番号と、続く丁目・番地を順にプッシュ入力してもらうことで対応している。 設備規模も特長の一つ。全国共通の電話番号(ナビダイヤル)を使用しているので、アクセスポイントとなるIVRサーバーは、全国の主要都市に設置されている。 なお、各懸賞には、4桁の番組番号が割り振られており、電話番号に続いて、番組番号をプッシュすることで目的の懸賞にアクセスすることができる。 |
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また、応募の際、商品に添付したシリアルナンバー(抽選番号)を入力してもらうことで、その場で自動抽選もおこなえるなど、インセンティブなクローズド懸賞にも対応する。 Webでのアクセスは、ユーザー企業のサイトに加え、PC、各キャリアのWeb携帯、Lモードにも対応したプレゼントラインのWebサイトで懸賞情報が紹介される。企業ごとにオリジナルページを付け加えることも可能だ。電話とWebの利用比率は約3:7とのこと。 ●リアルタイムで付加価値の高いデータ処理・加工機能 |
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一方、情報の出口では、「データベース/マイニング機能」がユーザー企業に的確なマーケティングデータを提供する。 前述のインターフェースにより、応募者情報は自動的にデータベース化されるので、キャンペーンへの反応状況をリアルタイムに把握でき、即時性を活かした迅速な対応が可能となる。 また、応募者リストの作成や応募者の検索などに要する時間を大幅に短縮することができる。 さらに、プレゼントラインで取得したデータやユーザー企業が持っている既存のデータ等を組み合わせて分析をおこなうデータマイニングも付加価値の高い機能だ。 |
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| 顧客のセグメント化や購買パターンの発見などにより、効果的なCRM戦略や今後のマーケティング活動にも反映させることができる。データの加工・分析は同社の得意とする分野だ。 石塚マネージャーは力説する。「プレゼントラインは、『懸賞の手段』にとどまらず、あくまでも『マーケティングツール』としてとらえています。そのためにも、キャンペーンの企画段階から、実施後のデータ活用までをワンストップでトータルに提供していく方針です。」 |
![]() ■システム概念図 ●評価の高さと効率のよさを各方面に積極アピール |
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サービスを開始して2年半を経過したプレゼントラインには、さまざまな利用実績がある。 自動車販社の新車販促キャンペーンや見込み客発掘キャンペーン、製薬会社の新商品販促キャンペーン、旅行会社の資料請求などのほか、TV局の番組内懸賞や視聴者投票にも利用されている。 効果を認めて2回以上利用する企業も半数にのぼるなど、リピーター率も高い。 また、応募対応だけでなく、アウトバウンドにも活用されている。 「電話のルートについては、将来的にはあらゆる懸賞が電話で検索・応募できる『懸賞ボイスポータル』機能も考えられます。 そのためにも、多くのユーザー企業や広告代理店に積極的にアピールしていく計画です。」と石塚マネージャーは語ってくれた。 |
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最後に利用コストだが、1ヶ月間のキャンペーンで応募数1,000件の場合、初期費用・運営費用含め70万円(応募受付メディアの組み合わせにより変動、オプション費用は別)となる。キャンペーン事務局を組織したり、IVRシステムを自前で持つことなどに比べ、非常に効率の良い運営が可能だ。 |
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