三重県最北端に位置する北勢町は、広報等の情報発信にも熱心な町だ。以前は「オフトーク(電話回線を使った音声による地域情報提供システム)」を使用し、各世帯に設置した専用受信端末(スピーカー)を通じて1日に3回、職員の録音音声を流していた。
企画課の岡本淳一さんは、「なにぶんにも10年間使ってきたシステムなので、機器の故障やテープの劣化などが目立ち、CATVの導入を機にリプレイスを検討していました。
『FACE-B』に音声機能をお願いしたのも、住民の方が情報を"聴き"慣れていたからです。仕事や家事をしながらでも情報が入ってくるし、目の不自由な方にも聴いてもらえます。」と説明する。
現在、朝昼晩の各10分間に放映される町自主番組のなかの3分間がこのシステムに割り振られる。1情報20秒の静止画面で、1日に20〜30件の情報が紹介される。
1情報は数日繰り返されるが、情報のいずれかは毎日更新するなど、情報の鮮度にはかなり配慮している。
「それでも、以前の録音する手間に比べ、ずいぶんと負担は軽くなりました。」と岡本さん。取材当日も、課の女性職員が慣れた手つきで新しい情報を入力していた。
FAXからの入力については、訃報や葬儀情報などを住民課で原稿制作し、企画課からFAX送信している。情報の発生が急なうえ、画面の演出も不要なので、休日中でも当直職員が扱えるFAXで対応することにしている。
現在は、表現の統一や管理上、すべての情報は企画課でとりまとめ、同課で制作されているが、庁内LAN上で各課から情報投入することも可能。
さらには、役場外の公共機関や団体・施設にも開放することができるなど、WebとFAXそれにTVを核にした新しいスタイルの地域情報ネットワークとしての期待は大きい。 |

■企画課・岡本さん

■課のノートPCで手軽に運用

■画面例
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